古瀬戸と現代の生活様式の融合を目指す 有限会社椿窯 代表取締役 林 栄治

古瀬戸に魅せられて今もなお追求しています

焼物の中でも古瀬戸(※平安時代末から室町時代中期まで瀬戸市周辺で生産された陶器類のこと)の魅力を知ってからは、古瀬戸の素晴らしさを現代の生活様式にマッチしたデザインで表現できないかを考えてきたんです。 実は磁器の古瀬戸にこだわっている作り手さんはあまりいらっしゃらないんですよ。私はそこに面白味を感じています。

100個焼いたら100個の個性が生まれる面白さ

品質は安定している方が一般的には好まれるんでしょうけど、瀬戸焼は安定していると面白味に欠けるんですよ。安定していないことが魅力といいますか、焼き上がった時にどんな仕上がりになっているのだろうというドキドキ感がたまりませんね。
それを手に取っていただける方にも、1つ1つの個性を楽しんでもらいたいと思っています。

瀬戸の土は色々なデザインに対応できるんです

私も色々な土を試したわけですが、瀬戸の土は白くて粘り気があるので様々な形を創ることができるのが魅力ですね。デザインこだわりたい私には最適の土質と言えます。しかも、耐火度が高いのでしっかり焼いても品質的に問題がないという点も優れていると思います。

優れたデザインであれば料理を邪魔しない器になります

常々、素朴な仕上がりで料理を邪魔しない器を追求しています。学生時代に彫刻を学んできたわけですが、その経験が立体物としての造形美にこだわったラインナップにつながっているのだと思います。また、天然灰の釉薬による美しい仕上りにも椿窯の個性が現れていますので、ぜひ食卓を彩るアイテムとしてご使用いただけたら嬉しいですね。

編集部のここがおすすめ!

若い人にこそ使って欲しい。

瀬戸物ってなんとなく古臭いイメージがあるんですが、椿窯さんのマグカップやお皿はとにかくオシャレ!かわいいデザインが気に入ってます。
お気に入りの食器を使って食事をすれば、普段の何気ない食卓でも何故か彩り豊かに感じることができると思いますよ。