愛情を込めて作られた麺は、材料が同じでも味は変わります 株式会社大磯屋製麺所 代表取締役 磯貝 賢一

乾燥熟成で風味とコシを生み出します

大磯屋製麺所は私で4代目になるわけですが、初代より守ってきた伝統製法は当社の特徴にもなっています。大磯屋では、「ほせ」に掛けられた麺線を、杉の木箱に並べて乾燥熟成を行う「島田掛け」という製法をとっています。この製法で最もバランスよく仕上がるのが、当社では最もオーソドックスな中太麺になります。乾燥を止めるタイミングでもっちり感が変わってくるんですよ。

小麦粉の風味は他とは一線を画します

大磯屋の麺は5種類の小麦粉を厳選しブレンドしています。さらに他社さんの麺より色が濃く、茶色いと粗悪な印象を受ける人もいらっしゃいますが、実は小麦粉の皮を生かすことによって色は濃くなる反面、小麦粉の甘みを感じる成分が多く含まれるようになります。さらに食物繊維や鉄分などの栄養素も多分に含まれているので、当社の麺の小麦の風味はここに秘密があると言っても過言ではありません。

手間暇かけるからこその味わい

作り手としては効率化よりも食べていただく方が幸せになってもらうことを第一としています。日本一といってもいいほど手間暇をかけて、そして愛情を込めて製麺していますので、たとえ同じ材料を使って製麺しても大磯屋の味にはならないと自信を持っています。おいしさの秘密は作り手の想いにありますので、その部分も味わっていただいて幸福感を感じてもらえるとうれしいですね。

まだまだ道なかば、もっともっと美味しくしたい

昨年から国産小麦100%(北海道、三重県、愛知県)にしまして、更なる味と品質の向上を目指しています。小麦粉ひとつとってみても品質が全く変わる奥の深い世界です。小麦粉の種類は数多くありますので、まだまだ試してみる価値のある分野だと考えています。経営理念である「おかげさん」の精神で、食べていただけるお客様に当社の麺を選んでいただけるような商品の提供を心がけていきたいです。

編集部のここがおすすめ!

レシピが豊富で楽しめます。

普段食べてきた焼きそばとは、かなり異なるもっちりとした食感が魅力です。個人的には洋食の風味になるナポリタンソースを是非とも試してほしいなと思います。また、商品に付属してくるレシピブックを見ながらいろいろなメニューを作ってみると、新しい焼きそばの食べ方を知ることができてより一層楽しめること間違いないので、いろいろな食べ方にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。